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  • 山田 典生

パチンコ屋は国民の信頼を裏切った

私は山田塾の講義の中で塾生の皆さんや経営者の方々に質問をします。

「稼動って何ですか?」と。

答えは様々です。打ち込んだ玉の数。客の数。機械が稼働した割合等々。

どれも間違いではないですね。


山田塾での答えはこうです。

稼動とは顧客の人気の指数であり、支持の率であり、信頼の度合いである、と。

例えば自社の稼動(打ち込み玉)の平均が20000個だったとしましょう。

競合店の稼働は25000個。この差をどう説明するのか?

様々な説明の仕方はあると思いますが、現実を認知するためにはできるだけ

簡素な表現(誰でもわかりやすい)が、具合が宜しいようです。

つまり、自社は競合店より5000個分人気がない、支持されていない、信頼されていない

という具合に表現すればオーナーからアルバイトに至るまで共通の認識を同じくできるでしょう。正確にいうとイメージですが。


とあるホールのオーナーさんから聞いた話です。

「うちも10年前は40000個の稼働があったんだけどねぇ。バイパスができて車の流れが

変わり、徐々に客足が遠のき始め今では10000個の稼働ですよ」

この話を要約すると

「うちの店は10年かけて客の信頼を無くし、支持されなくなったんだよ」

という解釈になります。


ダイコクのS I Sによると「10年前の全国平均稼働と現在を比較すると〇〇%の下落だ」と

誰かが教えてくれました。私は細かな数字を覚えるのが不得意でまた興味も

あまりないので正確な下落率をここで書くことはできませんが、それが紛れのない事実であることはご理解いただけるでしょう。その事実とは「パチンコ業界は国民の人気を維持することができず、その支持率を下げ、信頼を裏切った」ということなのです。


このような話をするとたまに質問が飛んできます。

「現在はパチンコ人口も減り、機械も魅力がなく、会社は利益優先という状況なので、

稼働を上げることは難しいと思いますが、何か良い方法はありませんか?」


将来的に今より良くなる方法。そんなものは私にはわからない、と答えます。

未来は誰にもわからないからです。そこでその彼に問いかけてみます。

「今あなたが稼働アップに向けて取り組めることは何ですか?」と。


今より良くするために今できることは何か?

パチンコという商売のあり方をよく理解し、そのために必要な知識を身につけ、

また必要であれば技術を身につける。今の私に言えることはこれくらいしかありません。

もっともこの台詞は20年間言い続けていることでもありますが。

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